研究日誌
工程
木材を切る
刺しゅうのイラストを描く
刺しゅうする
表と裏を貼り合わせる
キーホルダーのパーツをつける
作り方
では作り方を見て行こう
まずは板をレーザーカッターで切っていく。切るためのデータをダウンロードして使ってください。レーザーカッターのカットの設定は、今回は材料に合わせてMDFの2.5㎜の設定を使いました。後で貼り合わせる作業があるため、板は薄い方がいいかと…。
データはこちらそして切ったものがこちら。片方は穴がたくさん開いているもので、表面です。刺しゅうする方です。もう一方はキーホルダー用の穴だけが開いている裏面です。
表面の板に刺しゅう用の図案を描いていきます。穴と穴をつなぐように線を引いていきます。私はハートがいっぱい連なっているデザインにしました。ここのデザインをしっかり練ることが素晴らしい完成に繋がります。
デザインが決まったら刺しゅうをしていきます。刺しゅう糸は100円ショップでも買えます。
糸は束ねてある紙を取り除き、1メートルくらいの長さで切ります。
糸を切ったら、刺しゅう針に糸を通します。
玉結びを作って、表板の裏から針を通します。一番端っこではなく、次に通す穴に針を通します。針を通したら、一番端っこの穴に表板の表から針を通します。針を通したら、玉結びと板の間の糸の間に針を通します。これで玉結びが抜けなくなります。
直線を縫うときは縫いを利半返し縫いを用いります。半分ずつ戻りながら縫い進めると考えてください。
裏面
破線は波縫いです。
直線を組み合わせることで様々な模様を描くことができます。縫うポイントは、イラストにとらわれないことです。「この点の列は破線、隣は直線」というようにイラストを見ることができると最短距離で縫うことができ、裏がぐちゃぐちゃになりにくいです。
s刺しゅうの完成。
木工用ボンドで表板と裏板を貼り合わせます。キーホルダーをつける穴と穴を合わせて貼ります。刺しゅうの分だけ表板が浮きやすくなっているため、洗濯ばさみで四隅を挟んで乾かしてください。
完全に乾いたら、キーホルダーのパーツをつけて完成です。お疲れ様でした。
補足
本来、刺しゅう糸は2本どりなんていうように、2本だけを糸の束から取り出して刺しゅうをするということをやりますが、わかりやすくするために、このレシピでは致しません。